本の印象
本を読む時、たいていは布団に腹這いになっているわけですよ。
あとは、最近はないけれど電車での通勤中。
東京に住んでいるころは、丸の内線&西武池袋線、埼京線、東西線、京王線。
とりあえず、文庫本を開けるスペースがあるときは必ず読んでたっけ。
だけど、最近みたいにたまーに電車に乗るときとか印象的な状況で読んで、しばらくして再読するってーと
行間からそんときの情景が湧き上がってくるのね
昨日読み始めた本は、前回一昨年の夏から秋ごろに首都圏に出かける途中の新幹線で読んでた。
読み始めてしばらくすると、行間から富士川を渡っている車窓の景色が滲み出してくる。そうだ、この時はなかなか集中できなくて三島から熱海、小田原あたりは寝ちゃったんだ。少し先まで読み進めると「ああ、このあたりで新横浜に着いたんだ」とかなり具体的な情景も眼に浮かんできた。
あと、昇段審査で名古屋に行く時に、車で2回、電車で3回行ったんだけどね、そのうち電車の3回中2回、狙ったわけじゃなくて同じ本を持っていってたのね。
西焼津から東海道線に乗って、掛川で新幹線に乗り換えるんだけど、そんとき持ってった『ジェラルドのゲーム』を読むと、東海道線の金谷から菊川あたりの雰囲気が行間から漂ってくる。
どっか出かけるときに読んだ本ってさ、内容以外にも印象に残るのよね。
中学生の県大会まであと稽古一回。
まあ、あたしがどうこうして何がどうなるもんじゃないけど、気合入るわぁ。
このころの泉谷はいまのあたしとたいして歳違わない。
まだまだいくわよー。
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