「背水陳爲絶地」(水を背にして陳(陣)すれば絶地(死に場所)となる)
「兵は死地において初めて生きる」
即ち『背水の陣』
897.4m(厄なし)
長い木の(長生きの)橋
って語呂合わせになっているのね^^;
蓬莱橋を渡るのには通行料が100円かかります。
買っちゃいました一ヶ月通行手形800円也。
つまり、6月末まであと7回行かなければ元は取れないの。
あたしなりの運動(ウォーキング)に対するモチベーション。
700円を賭けた背水の陣。
さて、本日も渡ってきたわけですが、向こう岸に着くまで897.4m。
10分かかりました。
今回もひかがみに力を込めて、左足首を返してぐいぐいと体を前に出すように歩きました。それなりのペースで、途中他の人を追い抜いたのです。
そこでふと頭に浮かんだのが
『死のロングウォーク』S・キング
近未来もしくはパラレルワールドのアメリカ。そこでは年に一度少年達による歩行競技大会が行われる。参加者は100人。優勝者にはあらゆる栄誉と権利が与えられる。
最低歩行速度は時速4マイル。それを下回ると警告1回。警告は3回まで許容されるが、4回目には即座に射殺される。警告は1時間警告を受けずに歩き続けることで1つ消える。これがルール。単純である。
そしてその競技は選手が独りになるまで続く。つまり1人の勝者と99人の死者が出るゲーム。
競技終了後には決して続かないにもかかわらず、少年達の間には友情が芽生えたり、様々な駆け引きや感情のぶつかり合いがあり……。そういった姿を淡々と描いているところが恐ろしい。
キングって極限状態を書かせたら右に出るものはないわね。
『ジェラルドのゲーム』といい
『ミザリー』といい
『クージョ』といい
etc
昨日社務所で読んでた短編集『夜がはじまるとき』にもそんな話があってね。ホラー映画見ながらハンバーガー食えるこのあたしが、お茶も飲めなくなっちゃった。一気に読めなくて本を閉じましたわ。。。
↓
『どんづまりの窮地』
それはさておき
約900mの橋を渡りきるのに10分ということは
900m×6=5400m毎時(時速5.4km)
4mile×1.6=時速6.4km
……今のあたしじゃたちまち射殺だわさ。
ろくすっぽ歩くことないから実感湧かなかったけど……も1回『死のロングウォーク』読んでみよっと。
怖さ倍増になりそう。
目標は『死のロングウォーク』ルールで橋を往復する間に射殺されないようにすること。。。
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